通販で購入した牛肉を美味しく食べるコツは?
みんなが集まるから家で焼肉したい。
特別な日に、ちょっといい牛肉を買ってお祝いしたい。
そんな時、お肉のお取り寄せ通販が便利ですよね。
ただし、せっかく美味しい牛肉を買っても、解凍方法や調理法が間違っていたら台無し!
こちらでは、
通販で買った牛肉を美味しく食べるおすすめの方法!
冷凍肉の解凍方法、下ごしらえ、焼き方のコツなどを詳しく解説してまいります。
通販の牛肉もお店で食べるみたいに美味しく!
冷凍牛肉の解凍方法
通販で購入した牛肉は大半が冷凍牛肉です。
冷凍肉って、ちゃんと美味しいの…?
と不安になってしまいそうですが、捌きたての牛肉を急速冷凍するからこそ、通販でも美味しい牛肉が食べられるというもの。
もちろん正しいやり方で解凍すれば、お店で食べるような美味しいステーキを自宅で堪能することだって可能です。
上手に解凍して美味しく食べるための正しい解凍方法を説明します。
低温で解凍することにより、大切な肉汁をほとんど出さずに、お肉の品質を保ったまま解凍できます。
また、お肉全体が同じ温度に近い状態になるようにして解凍するのが、冷凍肉を美味しく解凍するコツです!
こんな冷凍肉の解凍方法はNG!
- 室温解凍
- 電子レンジ解凍
- 流水解凍
- 温湯解凍
おすすめの解凍方法は「冷蔵庫での自然解凍」か「氷水での解凍方法」です。
それぞれの解凍方法について説明しますね。
冷蔵庫での自然解凍
解凍時間はお肉の状態や季節にもよりますが、目安で8〜12時間程度。
しっかり冷凍された牛肉や塊肉なら、冷蔵庫内でだいたい12時間程度の解凍時間が必要です。
ご家庭の冷凍庫で数日間以上保管していたものや、薄切り肉なら8時間程度で解凍できます。
お肉の状態によって、前日の夜から冷蔵庫に移すか、食べる日の朝から解凍するかで調節しましょう。
氷水での解凍方法
手間と時間がかかりますが、最もおすすめなのが氷水での解凍方法です。
水漏れしないよう2重にビニール袋に入れた後、氷水に浸します。
完全に牛肉が解凍するまで適宜氷を追加します。
解凍時間はお肉の量や状態により1〜2時間程度。
氷水で解凍することにより、お肉全体の温度が均等に保ちながら短時間で解凍できるのでおすすめです。
通販の牛肉もお店で食べるみたいに美味しく!
通販で購入した牛肉の下ごしらえ
牛肉の臭みを取る方法
牛肉独特の臭みが気になる…
という方は、下ごしらえのときにひと手間加えるだけで、臭いが気にならなくなります。
- ニンニクと大根をすりおろして漬け込む。
- 臭いが強めのハーブに漬け込む。(タイムやローズマリー等)
- アルコール(ワインや日本酒)に一晩つける。
お酒に漬け込むことで、牛肉を柔らかくする効果も期待できますので、ステーキや焼肉で食べるときは是非試してみてください。
柔らかく焼くための下ごしらえ
ステーキの場合、焼いたときに肉が縮んでしまうのを防ぐために、包丁の先で肉の筋を数カ所切っておくか、片面全体に格子状に切れ目を入れておきます。
さらに肉が硬くなるのを防ぐため、肉叩きなどで軽く叩いて肉の繊維をほぐしておきます(叩き過ぎはNG)。
塩麹を牛肉に練り込んで30〜1時間程度寝かしておくのも、お肉を柔らかくするおすすめの方法です。
通販の牛肉もお店で食べるみたいに美味しく!
牛肉の美味しい焼き方
解凍したばかりの牛肉を、すぐに調理するのは避けましょう。
加熱温度の差が大きすぎると、お肉が硬くなったり、焼きムラができたりする原因になります。
牛肉は解凍できたら、30分程度室温に戻しておくようにします。
美味しい焼き方
お肉を焼く直前に、オリーブオイルと塩コショウまたはお好みでステーキスパイスを振ります。(切れ目を入れた面のみ)
強火でパパっと短時間で焼き上げるのがポイント!
フライパンに牛脂かオイルをひき、強火で温めたところへ牛肉の切れ目を入れた側を下にして入れ、塩コショウします。
まず片面、1分間ぐらい火を通します。
焼き時間はお肉の厚さで調節します。
目安は少しお肉をめくってみて焼き色がついていればOK。
裏返して強火のまま1分間焼きます。
ある程度お肉に火が通ったら、ブランデーや赤ワインなど、アルコール度数の高いお酒でフランベしましょう。
牛肉の臭みを取ることができます。
弱火にして1分程度焼いたら、火を止め、お肉をバットなどに移しアルミホイルで包み5分程度休ませます。
あらかじめ温めておいた皿にお肉を盛り付けたら完成です!
これでちゃんとお肉に火が通っているの?
と不安になるかもしれませんが、火を止めた後でも、熱を持った肉は加熱され続けているのと同じ状態です。
充分火が通るまでフライパンで加熱し続けていると焼き過ぎ状態に…。
ちょっと足りないぐらいに留めておくのがポイント。
焼いた後にアルミホイルで包んで休ませることで、お肉の中心部までじんわーりと加熱され、柔らかく程よい焼き加減になります。
余熱を利用することにより、肉汁が溢れ出てしまうのを防ぐ効果もあります。